輸血ドナー登録のお願い
人と同じように犬猫でも、輸血が必要となる状況があります。
貧血や血液の凝固成分が不足しているような犬猫では、
「輸血ができれば、手術や治療を乗り越えられるかもしれないのに」と思うことがあります。
ただ動物では、輸血バンクがないので、血液の確保が難しいことが多々あります。
輸血といった方法で救えるかもしれない命があります。
「1頭でも多くの動物を救う」ために、みなさんに輸血ドナーの登録に協力していただけると幸いです。
供血して頂いた方には特典もあるので是非ご登録ください。
特典
〇輸血時の血液検査無料。
猫はエイズ・白血病の検査も行います。
〇献血ドナー引退時に感謝状をお渡しします。
輸血ドナー登録可能な犬猫
供血の流れ
①輸血ドナー登録
来院時や電話、HPで登録できます。
②病院から連絡
輸血の必要な重症患者がいる場合に病院から連絡させて頂きます。
③来院
来院して頂きましたら、まずは少量採血します。
血液検査を行い、供血するうえで体調の問題はないか確認します。
また、同時にクロスマッチ試験を行い、輸血を受ける側と供血する側の血液が反応しないかを確認します。
検査上問題なければ採血を行います。
採血後は皮下点滴を行い、終了となります。
④帰宅
その日は自宅で安静にしてもらいます。
よくあるご質問
〇供血することによる負担はありませんか?
採血量の上限以上は絶対に採血しないので、基本的には体調への影響はなく、採血後も元気です。
〇採血はどのように行います?
通常の採決時と同様に、頸静脈や前肢の静脈から採血します。
〇麻酔は必要ですか?
基本的には無麻酔で採血可能です。
もしどうしても動いてしまう子の場合は、短時間かつ安全に採血するために、鎮静の処置をする場合があります。
その場合は必ず相談しますのでご安心ください。
〇ドナー登録は毎年登録が必要ですか?
1度登録していただいた後は、自動更新されます(8歳まで)。
ドナー登録をやめたい場合は、ご連絡頂ければいつでもやめられますのでご安心ください。